暑い日々が続いております。皆様には相変わらずご指導いただきありがとうございます。
今日は、耳にすることも多くなってきている「ZEH(ゼッチ)」についてお伝えします。
私たち株式会社建協は未来の仕組みを考え、お客様にとって大事な生活環境の先端へと走ってまいりました。
そこで生まれる「笑顔」家族との絆「健康」家とともに成長する長寿命「経済」住むほど家計を助ける家
3つをテーマに次世代住宅への取り組みをさらに強化してまいります。
「ZEH(ゼッチ)」ってなにですかー?ってお客様にお伝えいたします。
Q.光熱費がゼロになる、そんな家があるんですか?
A.エネルギー収支の差が実質ゼロのZEHならそのような家もあります。
M子さん 建協さん、最近すごく暑いですね。ちっとも勉強する気になりません。
建協さん まるで暑くなければ勉強をするみたいな言い方は気になりますけど、Mさんはエアコンは使わないん
ですか?
M子さん 環境や光熱費のことを考えたら省エネしなきゃ、と思って頑張っているんです。
電気代の節約にもなるし。
建協さん その心がけは大事ですが、無理し過ぎるのは良くないですよ。近ごろは、使用エネルギーが実質ゼロ、
光熱費も抑えてくれる家が注目されているのを知っていますか?
M子さん そんなのあるんですか!全然知りませんでした。
建協さん ZEH(ゼッチ)と呼ばれるもので、正しくは「ネット・ゼロエネルギー・ハウス」といいます。消費するエネルギー
と生み出すエネルギーを相殺して、ネット(正味の)使用エネルギーをゼロにするというものです。
M子さん 私の家もそれなら良かったのに。
建協さん いきなり建替えるわけにもいきませんからね。ただ、どうして使用エネルギーがゼロになるか知りたくないですか?
それがわかれば、住まいの省エネのヒントになるかもしれませんよ。
Q.住まいの使用エネルギーはどうすれば抑えれますか?
A.大切なのは建物の断熱・気密と省エネ・創エネ設備の活用です。
M子さん ぜひ教えてください。その家なら暑さを無理やり我慢しなくていいんですよね?
建協さん もちろん。まずポイントは断熱です。要するに、エアコンの使用を減らしても快適に過ごせる住まいであればいいのですから。
断熱性の高い建物は気密性も高いので、梅雨の湿気や冬の結露も防げます。つまり、高断熱の住まいは健康住宅でもあるんです。
M子さん エネルギーを「生み出す」ほうはどうするんですか?
建協さん 太陽光発電などを利用します。そこで、もう一つポイントになるのがHEMSというシステムです。家庭で発電して余った電気は
電力会社に売れることは知っていますね?HEMSは、今は電気を売るのが良いか買うほうが良いのかを瞬時に判断したり、
不要な電気機器のスイッチを切ったり、自動で住まいのエネルギーを管理してくれます。季節や時間帯によっては、生み出す
エネルギーや売電収入の方がプラスになることもあるんです。
M子さん そのうち、「住まいはZEH」が当たり前になるのかもしれません。
建協さん ZEHの推進は国の方針でもあるので※、現在は補助金制度もあります。これからの普及に注目ですね。
※2020年までに注文戸建て住宅の過半数をZEHにすることが目標。
エネルギーを使わずに暮らすことはできないけど、使った分だけ自分でつくればプラスマイナスゼロにできる。それがZEHの考え方なんですね。
ダイエットでもそうですが、何かを「我慢して減らすだけ」というのは苦しいものです。
ムダの解消と快適な暮らしの両立をみんなで考えましょう。